TOEICに必要な英文法力はどれくらい?

 

TOEICに必要な文法力とはいかなるものか?

 

まず、以下の問題を元に検証していきます。

 

1.Tax forms for state and federal income tax returns (———) available at public libraries from now until the end of the month.

(A)is
(B)are
(C)was
(D)were

引用元:新TOEIC TEST文法・語彙問題秒速解答法 全問図解 [ 中村紳一郎 ]

 

2.The presentation of amateur photography awards (———) the speeches by the past winners.

(A)have followed
(B)following
(C)will follow
(D)to follow

 

引用元:新TOEIC TEST 900点特急(2(究めるパート5)) [ 加藤優 ]

 

3.Mr.lee, vice-president of sales and marketing, (———) sales figures from the last quarter at the meeting next week.
(A)is addressing
(B)had been addressing
(C)are addressing
(D)addresses

 

引用元:TOEIC LISTENING AND READING TEST千本ノック! 新形式対策 難問・ひっかけ・トリック問題編 [ 中村澄子 ]

 

上の問題を見てすぐに(10秒以内に)答えがだせましたか?

 

これらの問題はTOEICテストの本番では瞬殺しなければならない(5秒から10秒で解かなければいけない)問題です。

 

では、解説していきます。

 

上の問題を解くために必要な文法の知識は、以下の3つです。

 

前置詞のついていない最初の名詞が主語になる。⇒で表示
<前置詞+名詞>は修飾語句になる。⇒で表示
時制の一致。⇒時制に関連する語句をオレンジで表示
主語述語の単複の一致

 

1.Tax forms for state and federal income tax returns (———) available at public libraries from now until the end of the month.

 

修飾語句(青の部分)を取り除くと以下のようになる。

 

1.Tax forms (———) available from now until the end of the month.
(A)is
(B)are
(C)was
(D)were

というふうになる。

 

この問題は、主語(Tax forms)が複数形なので、(B)areと(D)wereに絞られる。そして、nowという現在を表す語句があるので正解は(B)areとなる。

 

他の問題も同じようにすると、

 

2.The presentation of amateur photography awards (———) the speeches by the past winners.

 

1.The presentation (———) the speeches.

(A)have followed
(B)following
(C)will follow
(D)to follow

 

主語が単数(The presentation)なので、(A)have followedは不正解、(B)followingと(D)to followは(述語)動詞ではないのでこれも不正解、残った(C)will followが正解となる。

 

3.Mr.lee, vice-president of sales and marketing, (———) sales figures from the last quarter at the meeting next week.

 

※コンマとコンマで挟まれた挿入句は基本的に文の要素にならないため修飾語句として取り扱う(もちろん、例外もあるが今の段階では気にしなくてもOK)。

 

3.Mr.lee (———) sales figures next week.
(A)is addressing
(B)had been addressing
(C)are addressing
(D)addresses

 

主語が単数(Mr.lee)なので(C)are addressingが間違い、next week(来週)と言う未来を表す語句があるので過去完了進行形の(B)had been addressingと現在形の(D)addressesが間違い、残った(A)is addressingが正解となる。

 

上であげた3つの問題は文の骨格さえ、見抜くことができれば、全て中学レベルの英語で解くことが出来る問題です。

 

では、上の問題を難しくしているのは何かというと、修飾語句です。

 

TOEICでは元を辿れば簡単と思える英文にたくさんの修飾語句を付けることによって、難易度を上げている問題がほとんどです。

 

なので、文法学習で優先することは文の骨格を正確に把握できるようにすることです。

それさえできれば、後は基礎的な文法知識で問題を解くことが出来ます。

 

多くの人がTOEICの問題集を解いているのにスコアが伸びないと嘆いていますが、そういった方々にきちんと英文の構造を把握できているか確認した所、ほとんどの方が正確に英文を把握できていませんでした。

 

TOEICで伸び悩みなく、点数を上げていきたいのならきちんと基礎から積み上げて行くべきだということを頭に入れておきましょう。

 

それでは、次のページからは具体的な文法の勉強法に入ります。