発音練習で効果が出ない理由と対策

 

前のページで、現在発売されている英語の発音本には致命的な欠陥があると書きました。

 

では、その欠陥とは一体何なのでしょうか?

 

それは、多くの発音本がミラーニューロン仮説を満たすものではないということです。

 

ミラー・ニューロン(仮説)とは「モノマネ細胞」とも呼ばれており、他人の行動をあたかも自分がしているような”鏡”のような反応をすることから名付けられました。

 

例えば、「誰か周りの人が眠たそうにあくびをしている姿をみると、自分も眠たくなってあくびをしてまう」このような現象を引き起こしているのが「ミラー・ニューロン」なのです。

 

そして、このミラーニューロンをいかに活性化させる事ができるかどうかが発音を身に付けられるかのポイントです。ミラーニューロンは、臨場感が高いほど活性化します。

 

臨場感が高いとは、言い換えるなら「情報量が多い」ということです。なので、出来るだけ多くの情報量を増やすことが発音習得のポイントです。

 

かし・・・

 

英語発音DVDの問題点

 

情報量の多いもので英語の発音を勉強しようとするとマンツーマンレッスンか発音DVDを使った練習になりますが、どちらにも欠点があります。

 

まず、マンツーマンの発音の授業は、結構な金額がかかりますし、きちんと発音を教えられる先生というのは限られており、都市部以外では見つけるのは困難と言う現実があります。

 

一方の発音DVDにも欠点があります。それは、発音を繰り返し練習するのには向いていないということです。

 

発音のDVDは、英語の音を詳細に説明しているため、どうしても全部を学ぼうとすると1回で80分~120分というような結構な時間がかかります。

 

これでは毎日繰り返すのには向いていません。

※毎日繰り返すのに最適なDVD(1日5分 英語発音の筋トレというDVDブック)は過去に発売されていましたが、現在は絶版になっています。

 

は、どうすればいいのでしょうか?

 

TOEICのための発音はDVD+CDブックで決まり!!

 

発音を学習する最短の方法は発音のDVDで口の形を学んだ後、繰り返しがしやすいCDブックで毎日が学習することです。

 

具体的には、発音DVDを使った発音練習(週1回)+毎日のCDブックでの発音練習という組み合わせで行います。

 

発音DVDは、「日本人による日本人のための英語発音トレーニング 」というセミナー型の発音DVDがおすすめです。

 

このDVDは、セミナー型の発音授業となっており、画面の中の生徒さんと一緒に発音を練習していくというスタイルです。

 

また、口の中を模型などを使って詳しく教えてくれるので、他の発音教材に比べて圧倒的に情報量が多く分かりやすくなっています。

 

 

毎日の発音練習には「英語耳改訂・新CD版」がおすすめです。

 

英語耳は25分(男性25分・女性25分の同じ内容が入っている)ほどで一通りすべての音が練習できるようになっており、毎日の練習にはちょうどいい長さとなっています。

 

発音の説明は少し簡潔ですが、発音のDVDで舌の動かし方などの内容を把握してから取り組めば、逆にこれぐらいの方がやりやすいと言えます。

 

最後にもう一つオススメの本があります。

 

それは「バンクーバー発音の鬼が日本人のためにまとめたネイティブ発音のコツ33 」です。

 

この本はDJ風の楽しい講義を聴きながら発音を学ぶとことが出来ます。

 

発音の仕方も音声として含まれているので、車を乗られる方には最適な教材です。

 

すべての音を網羅しているわけでないですし、上の2つほど短期間で成果が出るわけではないですが、続けるという意味では一番続けやすい教材かもしれません。

 

理想を言うなら、上記2つの発音で学びながら、移動中などにこのCDを聴きながら発音練習をするというのが、最速で発音を身に付ける方法です。

 

車を乗らない方は、この本はとりあえず必要ありません。

 

まとめ

 

以上が発音練習のやり方になります。

 

発音を練習する期間としては、最低でも2週間。できれば1ヶ月は練習をしたいところです。

 

これはけっこう大変ですが、発音は最初にしっかりと練習をしてしまえば、後は2週間に1回だけ練習すれば保てるので、最初は大変ですが、頑張ってこなしましょう。

 

 

ここで紹介した方法はあくまでもTOEICのための発音トレーニングです。実際の話すためにはこれらに加えて、イントネーションやリズムを学ぶ必要があります。ちなみにイントネーションやリズムは「バンクーバー発音の鬼が日本人のためにまとめたネイティブ発音のコツ(話せる編)」がおすすめです。

 

 

では、次はTOEICリスニングの実践的な勉強法に入っていきます。