多くの人が間違っているTOEIC英単語の覚え方

 

「英単語が覚えられない」

という悩みは英語学習者の共通の悩みです。

 

では、英単語が覚えられないのか?

 

これに対する回答は非常に簡単です。

これまでの学習法が根本的な部分で、致命的な間違いを犯していたからです。

 

では、これまでの英単語の覚え方のどこが間違っていたのか?

 

まずはそれについて考えていきたいと思います。

 

 語呂合わせ(イメージ記憶)は絶対にするな!

世の中で記憶術と言うものが流行ってから、英単語を語呂合わせで覚えようとする本が増えました。

 

しかし、TOEICの英単語は絶対に語呂合わせで覚えていけません。

 

このことについては、元アナウンサーでベストセラー作家の石井貴士さんが、その著書「本当に頭がよくなる1分間記憶法」で、

 

ごろ合わせを使わない方がいいジャンルもあります。それが、英単語です。たとえば、「cat=猫」を覚える時に「キャッキャッキャッと猫が叫ぶ」と覚えていたらどうでしょう?英文を読むたびに「キャッキャッキャッと猫が叫ぶ」を想起してしまったら、英文を読むのが遅くなってしますのです。

と書かれています。

 

このことについては、私も完全に同意します。

 

そもそもTOEICで出題される単語の殆どは基礎単語(6000語レベル)で95%以上が占められており、これらは瞬時に意味が出てこないとコミュニケーションに大きな支障が出るものです。

 

また、TOEICのように2時間で200問という時間のない試験では、イメージで思い出すと言ったような方法を採用している時間はありません。

 

では、語源を使った学習法はどうでしょう。

 

英単語の暗記に語源を使うべきかどうか?

語源とは、「pedestrian(歩行者)」という単語を「pede(足)str【stroke】(動作)+rian(人)」と細かく分解して覚えていくというものです。

 

この語源を使うメリットは、一つの語源を知ることによって、多くの単語を芋づる式に覚えていけることです。

 

例えば、「ped(e)、pod、pus」が足を表すということを分かっていれば、

 

「pede「足」 + cure「治療」」⇒「pedicure(ペディキュア:マニキュアの一種で、足の爪や足そのものの見た目をよくする方法のひとつ。)」、「pede(足)str【stroke】(動作)+rian(人)」⇒pedestrian(歩行者)、「ex「外」+pedi「足」+tion「名詞の接尾辞」⇒expedition(探検)」「centi「100」+ pede「足」⇒「centipede(百足(ムカデ))」「octo「8」+ pus「足」⇒「octopus(タコ)」

 

さらに足にまつわる単語を覚える時に出てきた接頭辞や語根などから、英検1級レベルの難しい単語を覚えることが可能です。

 

例えば、「octo「8」gena「世代」rian「人」⇒octogenarian(80歳代の)」等、このように語源を意識することによって急激に単語習得の効率が上がります。

 

というように足にまつわる単語が簡単に覚えられます。

 

ただ、TOEICに関しては語源を使った方法もオススメしません。

 

TOEICで語源をオススメしない理由

 

語源での英単語の暗記をオススメしない理由は、(TOEICを考えると)非常に効率が悪いからです。

 

一方で語源での英単語の学習は、英検1級レベルやそれ以上になってくると非常に役に立ちます。それぐらいのレベルになると単語に馴染みがないので、語源などの記憶の引っ掛かりがあると学習が進みます。

 

また、英検1級レベルやそれ以上になってくると、似た単語をまとめて覚える機会が増えるため、語源を使った学習が最大限に生かされます。

 

さらに、こういった英検1級レベルは単語は日常ではほとんど使わない単語が多いため、取っ掛かりがないとすぐに忘れてしまいます。なので、語源を使って覚える方法が有効なのです。

一方、TOEICは知識・教養としての英語ではなく、オフィスや日常生活における英語によるコミュニケーション能力を、幅広く測定する試験になっています。

 

TOEICはコミュニケーション能力を測る試験

言い換えるなら、英検1級のようなネイティブでも普段は使わない英単語ではなく、日常でバンバン出てくる単語なのです。さらにいうなら、TOEICに出てくる英単語は、英語を勉強しているときに常に触れるレベルだということです。

 

そのような単語は考えれば意味が出てくるというレベルでは全く訳にたちません。このようなTOEICで出るレベルの単語は何もか何も考えないで分かるという状態にしなければいけないのです。

 

また、TOEICで出てくる英単語は、語源で覚えるほどまとまりがありません。

 

例えば、TOEICでは「pedestrian(歩行者)」だけ覚えればよく、その他のcentipede(百足(ムカデ)やoctogenarian(80歳代の)などは、どうでもいいのです。

 

つまり、pedestrian(歩行者)一つ覚えるために、「pede(足)str【stroke】(動作)+rian(人)」と細かく分解して覚えてもその効果を十二分発揮できません。

 

語源というのは芋づる式に覚えte初めて効果を発揮するのであって、それが使えないなら極めて非効率な方法になってしまいます。

 

もちろん、これらの知識が英語学習全体を考えたときにはとても役に立ちますが、TOEICだけを考えた場合は効率が悪いとしか言いようがありません。

 

は、どうやって英単語を覚えるのが効果的なのでしょうか?